3. ドメインとサーバーを接続する
次にブログの始め方①で契約したサーバー(エックスサーバー)とブログの始め方②で取得したドメインを接続します。
STEP 1:「お名前.com」でサーバー設定をする
まずは「お名前.com」でサーバーの設定をしましょう。「お名前.com Naviログイン」をクリックします。
ご自身のお名前IDとパスワードを入力しログインをクリックします。
ログイン完了後、「ご利用状況」→「ドメイン一覧」をクリックします。クリックすると以下の画面が表示されます。「ネームサーバーを設定する」をクリックします。
ネームサーバー:インターネット通信時にドメイン名をIPアドレスに変換する名前解決を行うサーバーです。別名でDNSサーバーとも呼ばれます。
現在のネームサーバー情報は「申込み」と表示されていますが、契約したエックスサーバーに接続するのでここはスキップして以下の「ネームサーバーの選択」→「その他」をクリックします。エックスサーバーのネームサーバーの登録を行うため、「+」をクリックしてネームサーバー5まで表記させます。
以下のようになります。
ネームサーバー5まで表示させたらエックスサーバーのネームサーバー情報を入力します。ネームサーバー情報はエックスサーバーの「サーバーパネル」にログインし、「サーバー情報」をクリックする以下と同じ情報が記載されています。
上記ネームサーバー1から5をコピーして入力する。
入力完了後、右下の「確認」をクリックします。以下の入力確認用画面で入力ミスがないか確認しましょう。確認出来たら「OK」をクリックします。
「完了しました」がでたらOKです。ネームサーバーの設定には最大72時間ほどかかる場合はありますが、約1日程で完了します。
STEP 2: エックスサーバーでドメイン設定する
サーバー設定が完了したら次は「エックスサーバー」でドメイン設定をします。エックスサーバーの「サーバーパネル」にログインしましょう。ログインに必要なサーバーIDとサーバーパスワードは、エックスサーバーの契約時に送付されたメールから「サーバーアカウント設定完了のお知らせメール」を開き、その情報をコピーしましょう(注:XserverアカウントのIDとパスワードは別となります)。
「サーバーパネル」にログイン後、「ドメイン」→「ドメイン設定」をクリックします。
クリックすると以下のドメイン名を入力する画面が表示されます。お名前.comで取得したドメイン名を入力し「確認画面へ進む」をクリックします。
※「無料独自SSLを利用する(推奨)」と「高速化・アクセス数拡張機能「Xアクセラレータを有効にする(推奨)」にはチェックを入れます。
「確認画面を進む」をクリックしたら「内容確認」の画面が表示されます。確認し問題なければ「追加する」をクリックします。
ドメイン設定は最大で24時間ですが、通常は数時間で終了します。ここまでで取得したドメインとサーバーの接続が完了です。
STEP3: エックスサーバーでSSL対応をする
ワードプレスをインストールする前に、独自SSL化を設定しサイトの安全性を確保しておきましょう。
SSL:Secure Socket Layerの略。ネット上の情報は見るだけなら特に問題はありませんが、入力フォームや個人情報を入力する時に悪意のある第三者に狙われやすく、その情報を読み取られないように入力した文字を暗号化して送信するのがSSLです。
SSL化していないサイトとSSL化しているサイトは以下のように一目で識別出来ます。
非SSL:「保護されていない通信」と表示されています。
SSL化:以下はGoogle Chromeですが「保護された通信」と表示され、「http:」が「https:」に変化しています。見た目にも緑色になってSSL化されていることが分かりやすく変化しています。
検索エンジン(Google)もSSL化しているサイトを推奨していますのでSEO対策として確実にSSL化をしておきましょう。
では早速エックスサーバーでSSL化をすすめていきます。エックスサーバーの「サーバーパネル」にアクセスし「SSL設定」をクリックしましょう。
次に「独自SSL設定追加」をクリックして、SSL設定するドメインを選択します。
再度ドメインを確認し、右下の「独自 SSL 設定を追加する(確定)」を押して終了です。
なお、ブログの URL に「www」をつけていない場合も「www あり」のドメインが表示されますが、このまま追加して問題ありません。
「CSR 情報(SSL 証明書申請情報)を入力する」は、とくにチェックをしなくても大丈夫です。
「SSL 新規取得申請中です」が表示されます。
設定完了まで30分から1時間程かかりますが、これでサーバー側の設定は終わりです。次にいよいよワードプレスをインストールしていきます。